さかなの街「焼津」

焼津での三洋食品創立は「必然」

三洋食品の創立者である小林寅司は、焼津水産学校(現焼津水産高校)の実習生時代、焼津市にある静岡県水産試験場にて、まぐろ油漬缶詰の発明者といわれる村上芳雄の作業を目の当たりにし感銘を受けました。
村上技師は昭和4年、焼津水産学校で最終試製を行い、アメリカ輸出用の「マグロ油漬缶詰」を日本で初めて商品として仕上げた人物です。
村上の作ったビンナガマグロの缶詰は、白身で見栄えもよくおいしいと評判となり、昭和7年に貿易摩擦を起こすほど米国で好評を博しました。
当時、小林は村上技師を「歴史的英雄」のように思い、その時の缶詰「富士丸ブランド」のラベルを宝物にしていたそうです。
その後、小林はいくつかの缶詰会社に勤務した後、昭和25年2月に三洋食品株式会社を創立。
以来、三洋食品は小林の想いを受け継ぎ、味のよいビンナガマグロの缶詰を作り続けています。

創業者 小林 寅司氏

焼津の未来に貢献

社業に邁進することで地元の焼津に貢献したい……。
三洋食品の願いです。長らく続くデフレ経済の中、どの町も少し元気がありません。
当社は誠実に務めを全うし、焼津の特色である「漁業」そして「水産加工業」を通じて、町全体がさらに輝くように貢献したいと思っています。
穏やかな気候と暖かな陽射しが自慢のふるさとです。

特定第3種漁港

焼津港は特定第3種漁港といって、水産業振興のため特に重要であると政令で定められた漁港です。
海に囲まれた日本には約3,000の漁港がありますが「特三」はその内たったの13港。日本の遠洋漁業を支えてきた歴史ある魚のまちに三洋食品は生まれました。
焼津はまぐろ・かつおの漁獲高でも知られています。

人情に篤い町

「気は強いが人情に篤い」。
近隣の住人は、焼津人のことをそんな風に評します。
早朝から海に向かって真剣に仕事をし、家に帰れば家族を大事にしてゆったりくつろぐ。
焼津人の気質は自然を相手にすることで生まれた特有のもの。
創業以来、仲間を尊びチームプレーを大切にしている三洋食品。連綿と焼津のDNAが受け継がれています。